ゴールデンウィークにサイレントリトリート5daysに参加するつもりでとても楽しみにしていたんだけど、
月曜日に父が亡くなった関係で、葬儀があって今日は、参加できない…
私に取って今必要なことだと思っていたので少し残念だけど、こればかりは仕方がない。
数週間前から、少しづつ食事量が減る父を見て予想できていたことなので。
そういうこともあるか、と。
むしろ父が亡くなったのに落ち着いている自分が不思議だ
写真を見たりすると寂しいなと思って、あの時父はずっと優しかったなと思って涙が出てくる時もあるけれど
基本的には落ち着いてる。不思議だな。
さて
最初にマインドフルネスに触れたのはたしか2019年ごろ
鬱っぽい状態が辛くて、脱出方法をネットで色々検索していて掲示板で教えてもらった
参考になるテキストは何かって言われれば、たぶんジョン・カバットジンの"マインドフルネスストレス低減法"、になると思う。
これで全てかもしれない。
その他中国の古い本も読んだが、さっぱり理解できなかった。
それより10年くらい前に鎌倉の円覚寺に泊まりで参禅したり、他にもたまに座禅に行ったりしたことがある。
それはそれで良いのだが、どうしても坐禅は寺に行かないとできないような気分がしていた。
でも、マインドフルネスの良いところは、やり方が具体的に示されていて(呼吸が、とかレーズンが、とか)寺に行かなくても少なくとも第一歩を始めることができる。
そして私みたいな初心者でもそれなりに効果は得られる。
宗教色がないのが特徴であるというが、先達の足跡は進むにつれて諸所で見えてくる。
西欧の人たちがそれをどう感じるかわからないけれど、私は、昔から人間の抱える悩みは割と似ているんだな、と思った。
やり始めてから、白隠の展示を見に行ったり、いろいろ探してみたが、まずは始めなければ先に進めないことを考えると、マインドフルネスはかなり良いと思う。
ただ、講師になったり、リトリートに参加したりというのが、certificateなものを探すと場所によってはお金がかかる、結構。
それなりにビジネスになっている。
行ったことがないけれど、サンガとかだとお金のことは気にせず(寄付ということかな)行けるらしいので、それでも良いように思う。